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誰のために?
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2004/12/22(Wed)
忘年会シーズン。幸い今年は予防線を張っておいたためお誘いも少なく、「お開き間際の駆けつけ一杯で会費1万円」などといった哀しいおつきあいもない。
そもそも忘年会自体が減っているのだという。若い人々はことさらに仕事がらみの宴席を嫌うが、若い人に限らず忘年会の類を有難く思う人は実のところあまりいない。惰性的に習慣として残っているだけだということにいち早く気づいた集団ではどんどんやめていると聞く。結構なことだ。無駄な金と時間を使わずに済む。
それでもなお消えない忘年会。おいおい、誰の希望なんだ?
小谷隆
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修羅か地獄か
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2004/12/23(Thu)
いつもなら少し座席にゆとりさえあるはずの終電一本前が時節柄か足の置き場にも困るほどの混雑。しかも乗り継ぎのある駅ごとに待ち合わせをするからなかなか進まない。そんな地獄列車で本来20分の区間を小一時間。おまけに下手くそな運転士は「電車でGO!」なら大減点になりそうな急ブレーキを何度もかけ、足を踏まれること3回、窓に顔を叩きつけられること2回、さらに降りるとき突き飛ばされて腰を捻りこれがトドメ。やれやれ。
ホームに吐き出された若い連中が喧嘩を始める。
やめとけ。
辛いのはお前たちだけじゃないんだ。
小谷隆