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<< インデーズの存在意義 >>


2001/11/21(Wed)

 テレビではめぐり逢えない音楽が見つかる、というのがあるインディーズの音楽配信サイトの謳い文句だ。確かにCDとして市販されていないからその通りだ。が、実際はいわゆる誰風の売れ線狙いで、いずれ大手に拾われたいという色気をたっぷり匂わせている。それでいて作品の質が低い。
 メジャー予備軍に甘んじたらインディーズは終わりだ。企業戦略に縛られたメジャーには間違っても手の出せないほど個性的で挑戦的なものを送り出してこそインディーズの存在意義がある。売らんかなの臭味は魅力を損なう。そんなのはテレビで十分だ。


小谷隆


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