2002/10/1(Tue)
友人から「テイストが合わないといって唄い手に楽曲を拒まれた」というぼやきを聞いた。実力派の歌手ゆえ自分の唄う曲にうるさいのも仕方ないが、僕に言わせれば唄えない歌があるなんて甘ったれだ。
どんな歌でも自分の歌にしてしまえる懐の大きさをもってこそ歌手の中の歌手だと僕は信じている。自分の唄いたい歌が唄えるのは当たり前。そんなの素人にもできる。唄えないはずの歌をも見事に唄いこなしてこそプロ。歌を作る人ならともかく、歌のスペシャリストであるなら「何を」唄うかよりも「どう」唄うかの方が大事ではないか。
小谷隆