2001/12/19(Wed)
文章書きは左脳から右脳を刺激する効能がある。煮詰まった創造性を活性化させるのにとても好都合だ。文章を書くには左脳的な論理構成力が必要だが、中身の吟味はやはり右脳の創造性による。キーボードやボタンに指を走らせれば否応無しに右脳がたたき起こされる。
「西風」が無事デビューしたものの、懐で暖めている実力派がまだまだ続く。昨今は事務所系から逸材を預かることも多く、単なる思いつきだけでは唄い手の潜在力に圧倒されてしまう。とはいえ左脳的な理屈で無難な路線に走っても困る。右脳的な遊び心も大事にしようと思う。
小谷隆