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2003/1/1(Wed)

 久し振りにベートーベンを堪能した。といってもあまりメジャーではない交響曲7番である。
 作曲や編曲を志す人にとってこの曲の第2楽章は暗譜するぐらい聴く価値がある。この楽章は一つの主題を楽章全体に敷衍しえたという意味では完全な作品といえる。実に単純なモチーフをどうしてここまで様々に展開できるのか舌を巻くばかり。しかも主役を演じる楽器は次々と変わり、さらに主旋律を譲った楽器は元の旋律と連続しつつ、次に主旋律を請け負った楽器に対して絶妙に絡む別旋律になっている。無駄な音というものがないのだ。


小谷隆


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