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<< 音楽とは因果の法と心得たり >>


2003/1/6(Mon)

 どんな音楽もどの音をどんな音色でどんな大きさでどのタイミングで出すかの連続であることに変わりはない。最初の音がビッグバンとなり、そこから因果が始まる。複数の音が主題を構成し、それが次々と展開して新たな因果を織り成していく。聴いておかしな曲は因果関係が無茶苦茶だからだ。そしてそういう道理にかなった因果をつなぐには全体に通じる一貫した思想が欠かせない。
 楽理を知っているかどうかとは別問題。楽譜が読めなくても無意識のうちにこんな一貫性を貫いている人はいるものだ。そういう人をセンスのある人というのだろう。


小谷隆


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