2003/1/21(Tue)
「癒し」「なごみ」などという静的な言葉が横行するようになってから不景気に拍車がかかったような気がする。刺激を求めて金が飛び交った頃を過ぎ、これからは心の時代だなどといわれて久しいが、確かに人々が金で買えないものの重要さに気付き始めて消費の動きは鈍くなった。実際、以前も書いたように豊かなプロシューマーアーティストが出現したりなど、必ずしも経済的な見返りを求めない層が増えている。
もしもこれが世の中の行き着くべき場所だったとしたら、そもそも現在の状態を「不景気」と呼ぶのはおかしいのかもしれない。
小谷隆