2003/1/31(Fri)
きょう仕事でニューヨークに発つ。米国は何度も訪れたが東海岸は未踏の地だ。英語が聴き取れなくて訊ね返しても同じ速さで同じ言葉を繰り返すだけの人々の間でどんな珍道中になるか不安でもあるが、最新文化の発信地の息吹を存分に感じてこようと思う。
それにしても海外に出るたび、かの地に対する幻想はもろくも崩れ去る。言葉や肌の色が違う人々であれ、けっきょく僕と同じように喜怒哀楽する人々であり、そういう生き物たちの営みは世界のどの地でもさほど変わらない。世界は僕が想像していたよりもずっと狭いのだ。
小谷隆