2003/2/9(Sun)
滞在中の250字を読んだ人から今の僕の「吸収力」は傍から見ていて恐怖を感じるという感想が寄せられた。しかし実態は逆で、何かを吸収していたというよりは街の繰り出す課題に自分の中から答を出し続けていたのだと思う。
一方、慣れすぎた東京のグルーヴは今や子守唄にも等しい。目覚めてもなお眠れ眠れと囁きかける声に、僕は抗うことなく黙ってその膝枕に顔を埋める。昨夜は12時間も眠った。時差ボケとは少々様相が違う。街に圧倒されないよう眠っている間まで緊張していた身体が矛先を失ってしまったことによる脱力感だ。
小谷隆