2003/2/11(Tue)
この街では煙草が1箱6ドルもする。その殆どが税金だ。公共施設は言うに及ばず、レストランはもちろん禁煙。オフィスビルにも喫煙スペースはなく、締め出された愛煙家はこの季節、コートを着込んで決死の覚悟で厳寒の外に出て紫煙を嗜む。あるいは夜のバーでひとときの至福を味わうわけだが、そこもやがて禁煙になるとのお触れが出た。
このヒステリックなまでの禁煙模範都市政策で、煙草をダイエットコークに持ち替えた人が増えた。見渡せばこの街には煙草と同じ頻度であの黒い液体をあおる超肥満児たちで満ち溢れている。
小谷隆