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<< こだわりは聴感を左右する >>


2003/2/13(Thu)

 現役時代の落合博満はバットの太さが0.2ミリ違っていても職人に違和感を伝えたという。さすがに連続三冠王を獲る大打者。しかし残念ながら昨今はそういう職人肌が減った。
 音作りひとつにしてもどうしてここまでやるかというほどのこだわりが要る。素人相手にこだわっても意味がないと考えるのがアマの発想。こだわりは必ず聴感を左右する。リスナーは口にこそしないが無意識のうちにそうした随所の工夫を感じ取り、完成度の高さを体感する。単調な打ち込みだけでは専門家ならずとも陳腐に感じるということを忘れてはならない。


小谷隆


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