2003/2/18(Tue)
反戦運動家グループが制作したグロテスクな映像を眼にする機会があった。戦争の悲惨さを伝えるためにあえて残酷なシーンばかりを並べたものだが、とても文章に書き表すのは憚られるほど悲惨な内容だった。
なるほどその意図は理解できないわけではないが、あまりにショッキングな映像は人の心の傷になる。その傷の疼きは必ずしも戦争そのものを憎む気持ちにつながるとは限らない。人間がそういうことを引き起こし得ること認識してしまうことで、見る人の心の中にそれと同じだけの残酷さを植え付けてしまうということもありうるのだ。
小谷隆