2003/3/3(Mon)
新聞にはスクープといって、その社だけが独自につかんだネタが載ることがある。そういう記事によって自社の取材力を誇示し、だからウチの新聞を読むべきだと主張する。
しかしそうしたスクープの中には憶測で書かれたものも少なくない。企業の買収や合併などの記事については、確かにそういう話がないわけではないもののまだ具体的な交渉に及んでいないようなケースもままあり、その後よくよく追いかけてみるとあの記事は単なる先走りだった、ということもままある。
新聞の価値はスクープ力よりも記事の確実性で決まると思うのだが。
小谷隆