2003/3/19(Wed)
自分より優れた才能に出逢ったとき、人がとる態度は大きく分けて二通りある。尊敬するか、はたまた逆に中傷をもって相手を貶めるか。前者は向上心、後者は醜い嫉妬だ。嫉妬は成長を阻害して自分を今のレベルにとどめてしまうばかりでなく、無意識のうちに己れの無能さを自覚させることにもなるし、自分の中にある醜さをも増長させてしまう。積もり積もればいびつな劣等感になる。
人の悪口を言うとその時はすっきりした気になるものだ。しかし根のストレスはむしろ増す。天に唾すれば自分にふりかかる、とはそういうことなのである。
小谷隆