2003/3/21(Fri)
創造は弛まぬ努力から生まれると世の多くの人が思っている。確かに地道な下積みによる蓄積の熟成から化学反応のように予期せぬ新たなものが生まれてくるのは確かだ。それゆえ日常の努力はやはり欠かせない。とはいえいつでも地道にコツコツばかりではむしろ創造性を損なうこともある。
科学の歴史は省力という観点で発達してきた。人は知恵をもって楽をしようと考える生き物だ。楽をしたいとか怠けたいという気持ちも大事。怠け心が生む工夫が新たな余裕を生み、それがまた新たな創造性の温床にもなる。肩の力を抜こう。
小谷隆