2003/3/31(Mon)
レコード業界の収益率激減については売上減以上に大きな原因がある。莫大な宣伝費も収益を圧迫する要因だが、利益の大部分を占める原盤権を芸能プロなどに奪い返されたのもその大きな要因だ。
もともと芸能プロの作る音源を販売するだけだったレコード会社は、80年代ごろから自らアーティストを開拓して自社製音源を手がけ、原盤権を確保してそこから大きな収益を得ていた。しかし昨今ではレコード会社の原盤制作能力が再び低下し、またもや販売元に成り下がってしまった感がある。それで販促費ばかり嵩むのだからたまったものではない。
小谷隆