2003/4/4(Fri)
僕はもともと速読派だ。どうせ本を読み通した後で憶えていられるのは印象的な一節と全体のイメージだけだと大胆に割り切っているからさっさと読み進める。今やたいていの本では1ページを数秒で通る。
それでも中身をきちんと見落とさない秘訣がある。それは、一定のページを読み進んだら一度おさらいとして過去のページを冒頭から読み返すことだ。それも印象的な部分をつまむだけでいい。いわばうす塗りを重ねていくような読み方である。仮に見落とした内容があったとしてもそういう作業の中でちゃんと脳裏に刻まれるのだ。
小谷隆