2003/4/25(Fri)
夜の満員電車で、歳の頃なら40代半ばぐらいの頭の禿げた会社員風の男が脇目もふらずケイタイのメールを打っていた。彼の斜め後ろにいた僕はいけないと思いながらもつい彼のメールの中身を興味津々で覗きこんでしまった。「ごはんな〜に?」と彼は書いていた。しかも顔文字や絵文字を添えてある。ほどなく「コロッケと焼き魚」と返事が返ってきた。結びはハートマークだ。
ニヤリと笑う男の顔を僕は改めてまじまじと眺めてみたが、どこにでもいそうな普通のオヤジだった。
ケイタイ文化は確実にオヤジたちの精神年齢を若返らせている。
小谷隆