2003/5/12(Mon)
北海道が暴力や性の描写のある米映画を条例で「有害」に指定したことが物議をかもしているが、行政の判断はしごく当然だ。
僕も表現者のはしくれではあるが、「表現の自由」なるものにはいつも疑問を感じている。表現は自由でいい。しかし公開の対象については良識ある制限がなされるべきだと思う。子供たちの中に確固たる価値観が育つ前に度の過ぎた暴力や性の描写を見せることは「こういうこともあり得る」という認識を与え、その子の「許容範囲」を徒らに広げてしまうからだ。
表現者のエゴを暴走させるのは考えものである。
小谷隆