2003/7/21(Mon)
アーティスト根性とプロ根性はしばしば両立しないようだ。アーティスト根性が自分に対するこだわりであるなら、プロ根性は他人に対するこだわりである。他人への見てくれをないがしろにしてでも自分へのこだわりを貫き通すとしたら、それはアーティストとしては立派であってもプロとしては失格だろう。
もちろん自分にこだわり尽くした上でなお他人から見てもすばらしいパフォーマンスであるなら理想的だが、現実はなかなかそうもいかない。プロとして生きるか、アーティストとして生きるか。表現者にはあまりに残酷な二者択一である。
小谷隆