2003/8/8(Fri)
長い休暇も残り僅かになった今、ようやく日常のしがらみから解放される日が2日ばかり与えられた。まず初日は百名山の一つである高峰山に登る。心臓破りの急斜面を駆け登り、尾根伝いに一気に山頂を目指す。これが引き締めの時間である。さてそれから小諸の馴染みの旅館で温泉に浸かり、女将らと談笑しつつ一気に身心を弛める。そして弛めきったまま今日はごろごろして何もしない日をきめこんだ。
ただだらだらと過ごすのではなく、まずはぐいと引き締め、それから弛める。このダイナミックなメリハリこそが何よりの休息になるのだ。
小谷隆