2003/8/10(Sun)
例年は東京の灼熱地獄をしばらく味わってからの休暇だったので、高原に着くとすぐにその涼しさをありがたく感じた。しかし今年は梅雨明け前の涼しいうちに東京を離れてきたこともあり、そういう実感はあまりなかった。
涼気の有難みを感じたのは東京へ戻ってきてからだ。いきなり台風一過のカンカン照り。雲一つない空のなんと重苦しいこと。高原が恋しい。
とはいえここでエアコンの誘惑に負けてはならない。幸い我が家からは隅田川、江戸川の両岸、そして今夜は東京湾の花火が見える。お江戸の風物詩を眺めつつ夕涼みといこう。
小谷隆