2003/9/1(Mon)
壁に柱時計が3つ。真夜中、それらがみな停まっている。螺子を巻こうとしたが螺子回しが見当たらない。家族に訊ねたら不機嫌そうな顔で知らないと言う。諦めようとしてふと時計の扉を開けたらなんとその中にある。そういえば螺子回しはいつも時計の中にしまってあるのだと気付く。
これは最近、浅い眠りの中で見た夢だ。人生の様々な伏線を象徴する時計がみな停まり、解決を示す螺子のありかを求めて右往左往するが見付からない。しかし実のところ答は外に求めるのではなく最初から物事そのものの中にあるとこの夢は教えてくれた。
小谷隆