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<< 落合博満オレ流に学ぶ(4)〜本当の戦力とは何か >>


2003/11/16(Sun)

 僅か1点リードの9回表、3番高橋を歩かせて無死1塁。ここで迎えるのはローズ、清原、小久保と続く重量打線。絶体絶命に映るが、実は守る側としてはむしろやりやすい。バントやヒットエンドランを警戒する必要はないし、バッテリーはひたすら打者にだけ集中していればいい。しかも相手はプライドもあって必ずフルスイングしてくる。内野は中間守備で、うまくすれば併殺打を打たせることもできる。
 5番に斉藤、6番に仁志あたりがいたらこう簡単にはいかない。落合竜が無理してローズを獲らない理由はこんなところにもある。


小谷隆


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