2003/11/20(Thu)
魚の次はキノコ、そしてこの冬は鍋なのだそうである。鰌は二匹も三匹もいたようだ。と、今日は「売り場」ソングの話。
これら売り場ソングに共通する要素は日常的な言葉のしつこいほどの繰り返しである。あれだけリピートされたら好き嫌いは別としていやでも耳に残る。しかも歌全体を通じて難しい言葉は一つも出てこないから考える間もなく歌詞がまっすぐ入ってくる。
なるほど、小難しい心の機微など小説や映画に任せればいいということか。当たり前のことだが、いちど聴けばわかるシンプルさこそが歌に求められる最大の要素だ。
小谷隆