2003/11/29(Sat)
分刻みで事を進めなければならないほど忙しく立ち回っているが、冷静に自分を眺めてみるとまだまだ無駄な動きが多い。床に着くべき時間をとうに過ぎても達成感はなく、ならば気分転換にと思って無駄な作業を始めるが、それは却って別の無駄な作業を呼び込み、もがく割にはちっとも前に進めない悪循環の中に引きずりこまれていく。
どれほど中途半端であっても今日はここまでと割り切って適度な休息を取った方がむしろ後々の作業も能率が上がるのかもしれない。諦めが肝心、と俗に言う。スパッと見切る潔さこそが不惑の境地なのだろう。
小谷隆