2003/12/2(Tue)
何事に対しても弱気で消極的な人は、試練に直面すると自分にネガティブな暗示をかけてしまう。弱気だからできない、消極的だからできない、と。そしてそういう負の連鎖がまたその人を挑戦から遠ざける。
かといってそういう人に強気で積極的にやれと言っても無理だろう。弱気かつ消極的でいいのだ。それを短所だと決めつけてしまうことにそもそも問題がある。弱気も消極的も注意深さという美徳に他ならないのだ。その注意深さをもってすれば、大胆なだけの人間より成功の確率は高いと知るべきである。
小谷隆