2003/12/16(Tue)
間違えるやつはバカだと教えるのが学校だ。そこでいう「正しい」とは過去の先例である。先人たちがやった通り真似た結果だけが評価される。優等生とは模倣の巧い人々のことをいう。
しかし、先例をしのぐ結果を出してこそ成功と呼べるとしたなら、そんな保守的な価値観の中から決して成功など生まれない。既存のやり方を否定する、つまり旧来の価値観でいえば「間違い」とされるやり方に挑戦してこそ現在の成功者とされる人々に勝つことができるのだ。
間違いは失敗になる確率も高い。しかし失敗しないやり方の先に成功はない。
小谷隆