2003/12/17(Wed)
歳を取れば人は守勢に入る。現状を維持するのに躍起で、変化をことごとく忌み嫌い、できる限り排除しようとする。
しかし仮に自らの変化を止めたところで環境は容赦なく変化する。現状維持のために守っている今のやり方は今日だからこそ通用するものであって、明日の環境のもとではもはや役に立たない。変化を拒むということは現状さえ諦めるということになるのだ。
変わりゆく環境に負けないためには環境より速く自分が変化することである。変わらなければ堕ちる身なら、仮に勝てる保証のない方法であれ試してみたい。
小谷隆