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<< 一年の計は挫折しても活きる >>


2004/1/1(Thu)

 一歩も後退りしなかった曙の闘いぶりは立派だったが、明確な戦略を持って手数を控えつつ攻めのタイミングをはかったサップはクレバーだった。展開に逆らわず応戦する、野獣の名に反したゆとりが勝利を招いた。
 翻って一昨年はコラボの促進と短編映画、昨年はネットラジオの立ち上げ。傍目には着実に映る小谷のメディア展開だが、どれも元旦の計が暗礁に乗り上げた後に訪れたチャンスを捉えたものだ。挫折寸前の瞬発力は最悪の状況さえ新たな展開への踏み台に変える。
 もちろんそれも年頭に明確な意志があったからこそだが。


小谷隆


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