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<< 1の不満は10の感謝の後で >>


2004/1/4(Sun)

 周囲への感謝の念が足りないと若い人に指摘すると「自分はじゅうぶん感謝している」という反応が返ってくることがある。勘違いも甚だしい。本当の感謝の念とはいくら感謝してもし足りない気持ちのことである。
 感謝の念が足りない人に限って不平不満が多い。不満が悪いというのではない。不満は現状に満足しない前向きな気持ちでもある。しかし感謝の念を欠いた不満は後ろ向きな愚痴にしかならない。
 1つの不満を述べる前にまずは10の感謝を述べる。そして不満の後には自分なりの打開策を添えてみよう。絶対に開けてくる。


小谷隆


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