2004/1/18(Sun)
東京地方は昨夜2〜3センチの積雪があるとの予報だったが、深夜にみぞれがちらついただけで、目覚めたら何ともうららかな日で拍子抜けしてしまった。ふと、通勤の足が止められずに済んだという安堵感と、なぜか少しだけ残念な気持ちが交錯した。雪と縁のない土地に生まれ育ってきた自分にとって、白銀の世界には今もなおワクワクするのだ。
交通に支障が出る憂慮とは裏腹の、言い知れぬ胸騒ぎ。おとなの理性と僅かな童心が葛藤する。こっ恥ずかしくもあるが、こんな気持ちでいられるうちはまだまだ僕も老け込みはしないだろう。
小谷隆